炎の全裸男が主人公のファイアパンチってマンガをおすすめしたい。
久しぶりに衝撃を受けました。
ファイアパンチってマンガをご存知ですか？
最近ハマったマンガなんです。
１話を試しに読んだら、次、次って。
結局４巻まで一気読みしました。
まず、主人公の設定がぶっ飛んでます。
だって全裸で燃えてる男ですよ。
しかも不死身だっていう。
なんかもお、いろんな意味で最強です。
主人公の設定がチート。
主人公の名前は、アグニ。
こいつが炎の全裸男です。
全身が炎に、包まれております。
厄介なのがその炎は、触れたものすべてを焼き尽くすまで消えないというオプションつきであるという事。
つまり服なんか着れません。
着たところで燃えてなくなりますからね。
つまり、全裸でメラメラ燃えてるのです。
メラモンです。
でもなぜだか頭の左半分は燃えてません。
じゃあなんで主人公は生きてるのって話なんです。
実は、主人公にはスーパー超回復能力を持っています。
どんなに重症な傷を負ってもすぐ回復する、不死身の体なのです。
腕一本切れたところで、セル並みの速さで回復します。
極端にいえば首切れても、首から体が生えてきます。
そんな超回復能力を持っているのです。
つまり、焼き尽くすまで消えない炎で燃えて体がヤケドなんかしても、自身の超回復能力でガンガン回復し続けてるってわけです。
ハイ、燃える全裸男の完成です。
ほかのキャラクター達もイカれてます。
引用元: ファイアパンチ４巻より
戦闘力抜群で人を殺す事になんのためらいもない映画監督志望の男。
主人公を神と崇め、今後バットみたいなキャラになるのかなと思ってたらすぐ両足切断された少年。
バット１本で銃撃戦に立ち向かうマスクマン。
舞空術が使え、機動力抜群かと思いきや、即殺された囚人。
槍を操り自在に飛び回るビッチな金髪美女。
エックスメンみたいに手の甲から爪を出す、ベルセルクに出てきそうな仮面にブリーフ一丁の変態。
キャラを見るだけでもこのマンガはなんなんだって感じするでしょ。
あらすじはこうです。
物語の舞台は未来の地球です。
が、世界は雪に覆われた極寒です。
木も草も生えません。
川も湖も凍りついています。
これが誰かの仕業なのか、氷河期に突入したのかはまだはっきりしてません。
氷の魔女によってこんな凍える世界ができあがったようですが、真相は未だ不明です。
で、そんな世界の中には「祝福者」と呼ばれる人たちがいます。
ワンピースで言えば悪魔の実の能力者です。
超回復能力によって不死身のやつ。
炎を自在に操るやつ。
鉄を自在に操るやつ。
人の心を覗けるやつ。
飛べるやつ。 などなど。
今後もっと増えるんでしょうね。
そういう人たちは人間から迫害を受けています。
「薪」
と、呼ばれています。
人は寒いから暖をとる。
暖をとるには炎がいる。
炎を燃やすには「薪」がいる。
薪は暖をとる人たちのために燃えていればいい。
薪と呼ばれる「祝福者」は人間から拘束され、奴隷として使われています。
そんな世界をアグニが変えるって話です。
炎の全裸男は世界の救世主なのです。
やっと救世主らしくなってきました。
引用元: ファイアパンチ３巻より
といっても初めっからみんなの救世主であったわけではありません。
ケンシロウみたいなキャラだったらすんなり世界を変えようとしたんでしょが、アグニはケンシロウとは全く違います。
３巻の中盤あたりからやっと救世主っぽくなってきました。
それまでは大好きな妹の仇をとるっていうシスコン野郎でしたから。
それが、妹の仇抹殺作戦の途中で、奴隷となっていた人たちを助けだしてからが変わってきました。
人を助けることも責任を伴うんだよって。
アグニって雪に覆われた世界でひとり燃え続けてますし。
宇宙に飛ばされて体が木っ端微塵になっても復活して、彗星のように舞い戻ってくるし。
銃弾効かないし。
ファイアパンチは一撃必殺だし。
みんなから神様と崇められる要素満載です。
感想。
引用元: ファイアパンチ４巻より
あと、このマンガいい意味でムダが多いです。
バイオレンスアクションのようなスッキリした内容ではないです。
コレ特にいらないんじゃね？
って思うコマも多くあります。
が、それがいつの間にかいい箸休めになるんです。
ずっと救世主伝説だったらちょっとクドく感じるかもしれないです。
僕はアグニが英語の勉強をするシーンが好きです。
雪に覆われた世界で、炎に覆われた全裸男が体育座りして英語の勉強してる感じはクスッときます。
