バイオレンスアクションの主人公はデリヘルを装った凄腕の殺し屋です。
まず、初めにお伝えしたいこと。
デリヘルですけどエロはありません。
そのへんは今後に期待です。
デリヘル嬢を装った殺しの女の子が主人公のマンガです。
デリヘル×殺し屋
なんとも考えにくい組み合わせ。
これがけっこうクセになります。
殺しの要素が満載なのにスッキリ読めます。
でも、しっかりしたアクションの描写。
キャラのセリフ。
謎要素。
読み応えはあるとおもいます。
テンポとスピード感がいいマンガ。
まず、一番感じたのはテンポがいいマンガだなってことです。
殺し屋のマンガってどこかクドい印象を受けてました。
ゴル◯なんかもなんかクドいなぁって感じてたんです。ごめんなさい。
その点、バイオレンスアクションはパッパッパッと話が進んでいきます。
ムダがないというか。
いい意味であっさりです。
加えてあの画力。
画力がスピード感を演出しています。
アクションシーンはまるでアニメを見てるかのようです。
セリフも擬音も少なめなんですが、それでも
「伝わってきます!」
ケイのセリフに共感したり笑ったり。
このマンガにはリタイアしそうな人がいっぱい出てきます。
依頼人たちですね。
復讐して死のうとしてる人。
組みを裏切って明日がない人。
夫を失くして仕返ししようとする人。
ケイはそんな人たちから仕事を受けるんですが、ケイはその人の「動機」や「その後」をつっつくようなことはしません。
なんで復讐なんかするの?とか、この人を殺した後あなたはどうするの?
というスタンスではありません。
もちろん、それを止めようともしません。
依頼をこなすだけです。
でも、そんなケイですけが、ちょっとしたフォローはかけるんです。
復讐して死のうとしてる人には、猫でもプランターでもやって生きる目的を探せ的な言葉をかけたり、
組みを裏切って明日がない人には先生になれって言ったりします。
これにどんな意図があるのか不明ですけど、
ケイが言いたいのは、どんな人でも、
「なんでもいいから目標は持つべきだ」
ってことを伝えたいのだと思うのです、ボクは。
1話でも日商簿記検定2級を目指す自分に
「なんか小さくても希望は大事」
的なことを言ってます。
リタイアしそうなひとたちへ、ケイなりの励ましだと思うのです。
読者にもそれは伝わると思います。
謎要素多め。
引用元: 参照記事のタイトル
殺し屋ケイはどうやって誕生したのかってのがまず疑問です。
なのでケイの過去がすごく気になります。
他にも…
あんな殺人スキルをどうやって身につけたのか?
なんであんな平気な顔して人を殺せるのか?
なんでデリヘルを装った殺し屋ができあがったのか?
デリヘルじゃなきゃいけなかったのか?
デリヘル嬢の殺し屋は何人いるのか?
ぷるるん天然娘特急便って?
対抗勢力は?
報酬は?
武器の出どころは?
いろいろ謎はあります。
今後の新キャラに期待。
ぷるるん天然娘特急便のホームページには、ギャル系、巨乳系、清楚系、スレンダー系なんかのジャンルがあります。
また、あい、みほ、れいら、こはるっていう他の嬢のの名前はでてます。
なので、ぷるるん天然娘特急便にはあと何人か殺し屋がいそうです。
得意技なんてのもいろいろ違うんでしょうね。
どんなかわいい殺し屋がでてくるのか楽しみですね。
殺しの要素満載なのにポップな印象。
引用元: バイオレンスアクション1巻より
このマンガはバンバン人が死にます。
1話だけでも、拷問されてた人、拷問してた人の妻と娘、復讐相手の10人中9人。
計12人。
最後の1人はスーツケースに入れてテイクアウトだし。
こんだけの人が死んでるのに、拷問もエグいのになぜかポップな印象を受けます。
とことんグロいウシジマくんとは違います。
この辺がバイオレンスアクションならではって感じがしますね。
感想
ストレスなくパッパッと読めますので、とりあえず手にとってもらいたいですね。
絵もきれいですし、アクションシーンは見もの。
セリフもシュールでおもしろい。
こんなかわいい娘になら一度は電話してみたいと思います。