勉強の勉強方法を考えるとまずは意欲の維持が大切だとどの本にも書いてあります。
勉強の勉強方法と打ち出しましたが、とくに勉強に限ったことではないと思います。
わかりやすいように勉強としています。
それが例えば野球がうまくなりたい場合でも十分応用可能だと思います。
何かを学びたい。
何かをうまくなりたい。
何かを成功させたい。
そんなときは順序良く効率的にスキルを習得していかなければなりません。
そういった本を読む中で、よく出てきた方法なんかをまとめてみたいと思います。
今回は、マインド編。
何に取り組むにも、まずは気持ちが大事。
コレどんな本にも書いてあります。
不思議なもので気持ちが伴わない場合、結果がついてくることはほとんどありません。
気持ちってほんと大事なんです。
意欲を維持する方法。
そもそも意欲って何だ。
意欲ってなんだと思いますか?
こっからはボク的な解釈です。
意欲とは、「意志を持つ欲求」と書きます。
つまり、何か目標を達成したいという気持ちから生まれる欲求ですね。
例えるならば、高校球児。
甲子園に行きたいという気持ちが欲求。
その目標を達成するためには努力しなければいけないという気持ちが意志。
これらが合わさったものが欲求だと思っています。
ちなみに、食欲や性欲は本能的なもので意志が伴っていないので意欲とは別物だと思います。
意欲を継続することが大事。
意欲を継続させるってすごい難しいです。
どんなに成し遂げたい目標があっても、ふとしたことで見失う事は少なくありません。
これは勉強に限ったことではないと思います。
スポーツなんかでもそう。
どんなに甲子園に行きたいと思ってても、毎日毎日、意欲満々で練習に取り組むことは難しいです。
オリンピック選手でもコレには苦戦するんじゃないですかね。
それでも意欲を維持させる方法。
そりゃ超人的なメンタルの持ち主なら、自力で意欲を維持させることができるかもしれませんが、ボクのようなド平民にソレはムリ。
すぐダラけるし、すぐ投げ出します。
成果が伴わない場合なんてプツンと切れてしまいます。
でも、それでは目標の達成にはいつまでたってもたどり着きません。
そこで、意欲を維持させるためにはなんらかの方法が必要になると思います。
プチご褒美を設定する。
どんな本にも書いてありますが効果的なようです。
例えば、「1時間勉強したらご褒美にドーナツを食べよう」というような感じです。
他にも「1時間勉強したら好きな雑誌を15分くらい眺めよう」
というように。
ここでポイントとなるのは、ご褒美が短時間で済むものであるということ。
プチとは短時間でということです。
例えば1時間勉強したご褒美がポケモンだったとします。
ゲームは確かにおもしろいです。
でも、一度熱中してしまった場合数時間でもできちゃいます。
ご褒美にかける時間の割合が大きすぎるのです。
そういう意味では、ご褒美に本を読みたいって人もあまり熱中するような内容の本は避けた方がいいかもしれませんね。
人に喜ばれることで意欲アップ。
当時の監督は「ガッツがある」と評価してくれていました。
その試合ボクはヒットを打つことができました。
盗塁も決めました。
監督はむちゃくちゃ褒めてくれました。
当然、嬉しくて自主的に練習に打ち込むようになります。
この時点で意欲はアップしていたのでしょう。
練習を頑張るようになったボクはレギュラーに定着します。
そして、人生初めてのホームランを打ちます。
ま、小学生なんでランニングホームランですけど。
そのときはボクの親父は子どもみたいに喜んでくれました。
ボクはの意欲はさらに上昇。
結果どっぷり野球にハマることとなります。
つまり勉強でも同じこと。
100点とって誰かに喜んでもらえればいいのです。
人は褒められれば頑張るもの。
特別ひねくれた人でない限り褒められることは大好きです。
ライバルをつくる。
コレも効果的だと言われています。
ただポイントがあります。
- 同じ目標をもっていること。
- 自分に近い人間であること。
- 自分よりやや上のレベルにいること。
です。
同じ目標をもっていることについてですが、東大を目指しているのに大学進学を希望していない人をライバルにしては意味がありません。
だったら同じ東大を目指す人から選びましょう。
しかも自分に近い人つまり知人でなければいけません。
顔も名前も知らない、模試の順位が100番上の人ではダメです。
レベルも考えましょう。
偏差値55くらいなのに偏差値70オーバーを相手にしてはいけません。
これでは意欲が折れてしまいます。
ライバルは同じ目標をもっていて、自分に近い存在であり、やや上のレベルにいる人に限ります。
例えるなら、ベジータ。
ライバルは当然孫悟空です。
強くなりたいという同じ目標。
純粋なサイヤ人の生き残り同士。
孫悟空はいつも一歩前。
ベジータのライバル設定は完璧と言えますね。
ちょっとだけレベルが高い目標を設定し達成感を得る。
ある目標をクリアしたときの達成感ってほんと気持ちがいいもんです。
また、人は達成感を覚えたら、またその達成感を味わいたいと思うものです。
マラソンランナーのランナーズハイ。
登山家のそこに山があるから精神。
彼らは達成感を味わいたいから意欲を維持できているんだと思います。
ただ気をつけなければいけないことがあります。
それはあまりムリする目標では意欲の維持が難しいということ。
例えば登山。
ボク以前は一度だけ富士山を登ったことがあります。
山頂に到着したときは確かに最高でした。
あれこそ達成感だと思います。
ただ、それまでがキツすぎた。
軽く高山病になりましたし。
あれから富士山を登ろうと思ったことは一度もありません。
登山に対する意欲は完全になくなりました。
つまり意欲を維持することが目的であった場合、富士山は目標が高すぎたことになります。
結果、登山を続けるという考えにはなりませんでした。
意欲を維持することが目的であるならば、ややムリする程度の目標を設定するべきです。
嫌な勉強が好きになるまで継続する
嫌なこともやり続ければ好きになることだってあります。
勉強だって同じことが言えると思います。
先ほど述べたボクの野球人生がそうです。
あれほど嫌だった野球が今では大好きなりました。
嫌だ嫌だとネガテイブに考え遠ざけることがどれほどもったいないものなのか。
勉強が嫌で絶対しないって人は、新しい知識の習得はできませんし、そもそも嫌だからって逃げるような人間になってしまいます。
コレはなんとももったいない。
勉強が嫌でも果敢に挑戦するべきです。
そしてある日、急にデキルようになったとき、急に分かるようになったとき、嫌いな勉強が好きになるかもしれません。
そもそも勉強が嫌で逃げるような人はこの感覚と出会う可能性すら捨てることになるのです。
意欲を維持するってだけでも取り組む姿勢が変わってきます。
メンタルな内容になるとだいたいこのようなことが書かれています。
何かを学ぼうとするうえで気持ちの部分はとても重要なことであるからでしょう。
実際、折れそうになってもなんとか気持ちで踏ん張ったという経験をもつ人は多いと思います。
ボクにもそんな経験あります。
高校受験も、就職試験も、野球人生も。
今思えば気持ちで乗り越えてきたって部分は大きいような気がします。
気持ちを維持して、今後も成長を続けられる。
そんなイカしたおじさんになりたいものです。
次は、やらなきゃいけない時に邪魔してくる欲求をコントロールする方法です。