トモダチゲームネタバレ。第３のゲームはたった２人で挑む忍耐勝負。「友情かくれんぼ」
第２のゲーム陰口スゴロクは衝撃の展開で幕を下ろしました。
片切友一は相当な闇を抱えているようです。
いまだ謎だらけですが、コイツがクレイジーなことだけは伝わってきます。
第３のゲームに進んだのは、片切友一と美笠天智。
片切友一は自らの過去を暴露し、自らが犠牲となりました。
どういう意図があったのかはわかりません。
ただ、友一には相当の覚悟を感じました。
「第３のゲームは運営をつぶすつもりでやる。覚悟しておけ。」
友一はトモダチゲームの主催者たちに喧嘩を売って見せました。
ライアーゲーム的な展開ではありますが、おもしろくなってきましたね。
友一の過去、そしてどのようにしてトモダチゲームの主催者たちをつぶすのか。
今後に期待です。
洞窟で３日間の足止めを食らう。
引用元: トモダチゲーム４巻より
陰口スゴロクを終えた友一たちはは洞窟のような場所で足止めを食らいます。
その間３日間。
渡されたのはペットボトルに入った１．５リットルの水のみ。
そこで飢えと渇きに耐えながら時間が経つのを待つのです。
３日間水のみ。
しかも二人で１．５リットル。
食事はなし。
とんでもない極限状態であったろうと思います。
ただ、ここは耐えるしかないのです。
そして、無事３日を経過します。
第３のゲーム「友情かくれんぼ」
引用元: トモダチゲーム４巻より
第３のゲームがこれまでと違うことといえば、チーム戦であるということ。
これまでは、身内同士で傷つけあうような戦いをせざるおえませんでしたが、今回ははっきりとした敵がいます。
ただ、内容はかくれんぼ。
しかも、超広大なフィールドで行われます。
つまりは、まともにかくれんぼしていたって、運だけでは見つけることも、見つかることもムリな状況です。
「友情かくれんぼ」のルール
各チームの中で１人「隠れ役」を決めます。
そのほかは「探す役」です。
相手のチームの「隠れ役」を先に探し当てたほうが勝ちという、シンプルな内容です。
このことから、人数が多いほうが探す範囲が広がる分有利なのはわかります。
となると、２人しかいない友一たちにはものすごい不利な状況にあります。
ただ、やってはいけないことがあります。
- 相手チームへの暴力。
- 「隠れ役」の移動。
- ネームプレートの受け渡し。
です。
これらをやってしまった場合、チームの借金が倍になるだけでなく、即負けとなります。
逆にやっていいこともあります。
- 相互の連絡
- 「隠れ役」のギブアップ
- 「スイッチ」と呼ばれる寝返り
です。
連絡はスマホみたいな道具を使っていつでもＯＫな状態です。
それも敵味方関係ありません。
それと、「隠れ役」にはギブアップする権利も与えられます。
ギブアップボタンというアイテムが渡され、限界がきたら押せばギブアップとなります。
ただ、押された段階で負け決定です。
それと、ギブアップボタンを「隠れ役」以外の人が押しても無効です。
さらに、スイッチというものがあります。
これは、相手チームに寝返ることです。
一度宣言し、相手チームの許可を得られれば、寝返りは成立します。
これはさすがに使わんだろーと思ってたのですが、これが一番のポイントでした。
それとスイッチにはある特典があります。
それは、もし美笠が相手のチームに寝返ったとして、友一が負けたケースだと、
寝返った美笠のチームは勝ったわけですから、美笠の借金は帳消しになります。
じゃあ、美笠が背負うはずだった借金はどうなるのか？
それは、寝返ることなく、自分のチームで頑張ってた人たちが均等にかぶることになります。
今回の場合、友一と美笠２人だけですので、美笠の借金を友一が全額背負うことになります。
寝返ったチームが負けた場合だと、負けたチームの借金の平均額を背負って元のチームに復帰し、第４のゲームに進むこととなります。
スイッチ怖いです。
スイッチした場合、買っても負けても自分は元のチームから非難を受けること間違いなし。
トモダチゲーム…
ホントえげつないです。
運営側の参加者登場。
運営側が友一に対し、危機感を覚えたのかすぐさま手を打ってきました。
引用元: トモダチゲーム４巻より
水瀬マリア
そして、モニターで友一たちを監視していた内の一人です。
とんでもなく怪しい状況ではありましたが、友情かくれんぼでは人数が少ないほうが圧倒的に不利。
友一は水瀬マリアの参加を認めます。
水瀬の加入で３人になった友一のチーム。
でも相手は５人。
まともな勝負では勝てないと友一も察しています。
「友情かくれんぼ」開幕。
「隠れ役」美笠になりました。
友一が動けなくなっては、勝ち目はありませんし、得体のしれない女にギブアップボタンを預けるのは超危険。
ってことで、必然的にこうなります。
まずは、美笠に食料を届けること。
なんたって３日前から絶食状態です。
さすがに命に係わる状況です。
しかし、友一は丸二日たっても帰ってこなかった。
美笠は衰弱しきっています。
幻覚を見るレベルです。
とうに限界でした。
すると、そこへ相手チームから連絡があります。
「片切友一さんは、あなたのことを見捨てる気ですよ」
友一は隠れ役を探すわけでもなく、水瀬マリアと食っちゃ寝を繰り返しているというのです。
ただ、美笠は限界ながらも友一のことを信じると踏みとどまります。
まずは、「耐える」展開となりました。
美笠に食料を届ける奇策。
友一はただダラダラと敵陣で過ごしていたわけではありませんでした。
敵チームの人間関係やその人の性格なんかを観察していたのです。
そんな友一の目に止まった敵が２人。
バカだけど繊細で情に熱い、鬼瓦百太郎
なんでも器用にこなすチーム一やさしい男、柱谷千聖
この二人を利用すると決めた友一は、満を持して行動にうつします。
食料をかっぱらい友一は走り出します。
そこからは、友一、水瀬と鬼瓦、柱谷の鬼ごっこです。
崖の上を美笠の元へ向かって走ります。
とその時。
引用元: トモダチゲーム４巻より
「おっと手が滑った」
なんと友一は水瀬マリアを崖から突き落とします。
間一髪鬼瓦と柱谷の力によって落下は防がれました。
これも友一の計算の内。
見事二人を足止めし、美笠のもとへ食料を運んだのです。
ただ、一歩鬼瓦と柱谷のタイミングが遅れていたら水瀬マリアは谷の底。
こんなことを平気でやってのける友一はやっぱりイカれてます。
次の攻略の手段は「ハニートラップ」
引用元: トモダチゲーム４巻より
これはちょっと意外でした。
ここにきて、雄雌の駆け引きになるとは…。
まあでも、これも敵をあおる手段ではありますし効果は絶大でした。
結果このハニートラップのおかげで友一は逆転の糸口を手に入れた形になります。
ただ、それでも相手チームの司令塔には友一の作戦が読まれている様子。
敵は勝利を確信しております。
逆転はあるのか。
ハニートラップが起こした結果は友一の動きが止められてしまったことでした。
ある場所から動けなくなってしまった友一。
もちろん、隠れ役を探しに行くことはできません。
こんな状況で勝つことはできるのでしょうか。
さまざまな窮地を乗り越えてきた友一の次の手は…。
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